先に結論:内窓は“意味ある”ことが多い。でも条件次第で体感が弱い

内窓(インナーサッシ)は、断熱・結露・防音に効果が出やすい対策です。
ただし、家の状態や住まい方によっては「思ったほど変わらない」と感じることがあります。

この記事では、内窓の効果が出にくい家の特徴と、失敗しない対策をまとめます。

内窓が「意味ない」と感じやすい家の特徴7つ

1)結露の原因が“湿度”側に強い(窓だけの問題ではない)

状況例:

  • 室内干しが多い
  • 加湿器を強く使っている
  • 換気が少ない

対策

  • 湿度計で40〜60%を目安に調整
  • 換気+除湿をセット
  • 内窓+暮らし方調整で改善しやすい

2)窓が大きすぎる/枚数が多すぎて「一部だけ」では体感しにくい

リビングの大開口などは、1箇所だけ対策しても体感が薄い場合があります。

対策

  • 体感が出やすい窓(冷気が強い窓)を優先
  • まずはリビング+寝室など主要部屋から
  • 断熱は「面」で効いてくる

3)既存の窓が古く、歪み・隙間風がある(元が弱すぎる)

古い窓は、枠の歪みや隙間から冷気が入っていることがあります。
内窓で改善するケースもありますが、限界があることも。

対策

  • 建付け不良・雨漏り・腐食があるなら外窓交換検討
  • まず施工業者に「既存窓の状態」を見てもらう

4)断熱以外の“寒さ原因”が強い(床・壁・天井)

窓だけ良くしても、床が冷たい・壁が冷えると「寒いまま」に感じます。

対策

  • 体感を上げるなら「窓+床(ラグ等)+空気循環」
  • 断熱カーテンやすきま風対策も合わせる
  • 家全体の断熱を段階的に

5)暖房の使い方が合っていない(温度差が大きい)

内窓は断熱を助けますが、
暖房を切る→急冷、部屋ごとの温度差が激しいと体感が薄くなることがあります。

対策

  • 弱運転の継続+サーキュレーターで循環
  • 寝室や北側も最低限の暖房を

6)内窓の仕様(性能)が目的に足りていない

「安い仕様」を選ぶと、期待ほどの効果が出ないことがあります。

対策

  • 寒さが強い窓ほど“性能区分”を上げて検討
  • ガラス仕様(Low-E等)や枠仕様を確認
  • 補助金対象の性能(型番)もセットで確認

7)施工が甘い/調整不足で気密が出ていない

頻繁ではないですが、取り付け精度で効果が変わります。

対策

  • 開閉が重い・隙間風・違和感→施工会社へ相談
  • 写真付きで伝えると早い
  • 気になるなら別業者の意見も聞く

内窓で「効果が出やすい」家の特徴

  • 窓から冷気が来るのが明確
  • 結露がガラス中心で発生している
  • 防音も期待したい
  • 工期を短く・費用を抑えて改善したい
  • まず1部屋から試したい

→ このタイプは内窓の満足度が高いです。

迷ったらこれ:内窓より外窓交換が向くケース

  • 窓が古く、歪み・隙間・雨漏りがある
  • 開け閉めが不調
  • 見た目を一新したい
  • 長期的に窓自体を更新したい

→ “断熱”だけでなく「窓の寿命問題」を解決したい人向けです。

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内窓で満足しやすい









外窓交換を検討したい







内窓で失敗しないチェックリスト













山口での現実:まず“体感が出やすい窓”からが正解

山口は地域によって底冷えや結露の出方が違います。
いきなり全部やるより、一番困っている部屋から始める方が失敗しにくいです。

業者選びで迷ったら

内窓は、同じ部屋でも提案される仕様や金額が会社で変わります。
補助金対応(登録事業者か/対象製品か)も含めて、2〜3社の比較が安心です。

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まとめ

内窓が「意味ない」と感じるのは、
窓以外(湿度・換気・床壁・既存窓の劣化・仕様・施工)に原因があることが多いです。

条件が合えば内窓はしっかり効果が出ます。
迷ったらまずは“困っている部屋”から、複数社で提案比較して進めるのが安心です。